前半戦(3月〜8月)に続いて後半戦(9月〜11月)の登山記録と教訓をお送りします。
この頃になると、特に9月はアルプスを目標に遠くの山や近くの山、ほぼ毎週日帰り登山するような週末を過ごしていました。
9月 御岩山

教訓 身近にある山はトレーニングに最適
午後から天気が崩れるという予報があり、遠出はできないなと思っていたところ。
しかし翌週にはじめてのアルプス登山が控えていたため、体力が落ちないように少しでも体を動かしておこうとさくっと登ってきました。
標高が低いため残暑の暑さがきつかったのですが、予報通り午後から天気が崩れはじめました。
片道何時間もかけて登山口まで行きそれから山に登り始めるのは大変です。
30分程度で登山口まで行ける地元の山があると気軽に山歩きができます。
9月 白馬岳

教訓 山頂で迎える日の出と雲海は格別
いよいよ、初めてのアルプス登山に挑戦です。
5月に訪れた尾瀬ヶ原〜尾瀬沼で初テント泊を実現させた後も、ちょこちょこキャンプ場で活用していた山岳用テントを装備して今度は初めての山中でのテント泊。
山の中で夜を迎えた日は、眠さに耐えながらまだ暗いうちから荷造りをして稜線歩きに出発。
稜線途中で見た初めての日の出と雲海は、今回の山行の疲労を全て忘れてしまうほどの絶景で、忘れられない旅になりました。
9月 栗駒山

教訓 紅葉のベストシーズン登山は平日に
栗駒山は全山紅葉する山として有名で、その絶景は神の絨毯と呼ばれるほど。
ちょうど平日に休みが取れて、連休を東北旅行に行こうと考えていたところ。紅葉真っ盛り、ベストシーズンの栗駒山を平日金曜日に登ることにしました。
栗駒山の駐車場は残り1台というところで滑り込みセーフ。
平日の朝にも関わらず観光バスや乗用車が続々駐車場に入っていました。
休日は栗駒山の紅葉を見るため、観光客が大勢訪れて普段静かな山の周辺は渋滞が発生してしまうそうです。
多少混んではいましたが、渋滞というほどではなかったので山歩きもベストシーズンの紅葉も落ち着いて楽しむことができました。
9月 蔵王山

教訓 登山+温泉は最強の組み合わせ
駐車場の標高が高く山頂までの標高差が少ない山だったの、近くに行ったついでに寄ってみようという軽いノリでした。
軽い気持ちだったのでザックも持たずほとんど手ぶら。
ランニングシューズで登り始めたところ、山頂まであと半分という頃にポツポツと雨が降り始めてきました。
天気予報では曇り。レインウェアなどの装備もなかったため、急いで山頂まで登り下山しました。
9月とは言えもうすぐ10月という下旬の時期は山の風も冷たく濡れた体にはこたえましたが、蔵王といえば温泉!
幸いにも近くで温泉を見つけ、とろみのある白色の温泉に体の芯から温めることができました。
11月 至仏山

教訓 濡れた木道は注意して歩いても滑る
秋も深まり冬間近。
尾瀬の紅葉もひと段落した、クローズ直前の時期。今年の登山最後は至仏山に決めました。
尾瀬は一度行ったことがあるし、木道は平坦だから楽勝!とルンルン気分で鳩待峠から入ります。
濡れた木道は滑ると話には聞いていたのですが、霜の降りた凍った木道は尋常ではないほどにツルツル滑ります。
登山靴を履き、慎重に歩いていたにも関わらず3回もツルリと足を持って行かれて転倒。
お尻を打ったり腰を打ったりして、山に登る前からすでにボロボロで心が折れかけました。
至仏山山頂付近の木道に到達した頃には日も高くなり山の上で日当たりが良いせいもあって木道は乾いており、滑ることなく登頂できました。
まとめ
2019年に始めた山登り。
最初の装備としてザックや登山靴など一通りのものを揃えるのにお金はかかりましたが、山に登ること自体はほとんどお金がかからない。
なんと言っても普段の生活では見られないような絶景が楽しめるので、長く続けられる趣味としてこれからも楽しんでいきたいです。
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