お付き合いしている彼の影響で2019年の春先に山登りをスタート。
運動不足気味の未経験者で最初は少しイヤイヤだったのですが、彼に誘われるまま気がつけば1年のうちにいろいろな山に登ってきました。
慣れない登山靴で足が痛くなったり、持病のパニック障害や過敏性腸症候群の症状が登山中に起きたり。
はじめは苦労の連続でしたが回数を重ねるごとに山登りの面白さを感じられるようになった気がします。
今回は、登山経験1年目の私が3月から8月で登ってきた山の記録を毎回得た教訓とともに振り返ってみました。
3月 筑波山

記念すべき登山1山目は地元でアクセスも良い筑波山を選びました。
コースは白雲橋コース→山頂連絡路→御幸ヶ原コースで、高低差や行程も初心者向け。
ちょうど寒梅の梅まつりの時期。道中に雪はなく、登山客もそこそこいました。
運動不足で体力がないのに後ろの人や同行者の彼のことを意識してしまい頑張って速度を上げて登った結果、途中から貧血になり視界が白黒。
なんとか山頂まで到達できましたが、序盤からのハイペースのせいで苦しいトレーニング登山になってしまいました。
4月 那須岳(茶臼岳)

教訓 登山口付近にトイレがあるとは限らない
茨城から那須岳までは車で2時間半ほど。
途中で1度トイレ休憩に寄り、登山口近くの峠の茶屋駐車場に到着。
地図では峠の茶屋駐車場にはトイレがあるとあったので安心していたのですが、雪の残る時期だったこともありトイレはまさかの閉鎖中。
戻ってトイレを探すのも面倒だったので大丈夫だろうと登り始めたら、雪の残る山の寒さもあり山頂に着く前からトイレを必死で我慢することになりました。
4月 奥久慈男体山

教訓 低い山でも遭難のリスクはある
茨城県の北部、標高650メートルほどの山。これからの登山に向けて弾みをつけるべく、鎖場を経験してみたい気持ちで選びました。
しかし、道に迷った結果一般コースとも健脚コースとも違う登山口(持方)から登ることに。
あまりメジャーではない登山道のため、道案内も少なくなんとなく道っぽくなっているところを進みます。
GPS付きの地図のおかげで道外れはしませんでしたが、帰り道で遭難者の情報を求める連絡版を発見。
道中人とすれ違うこともほとんどなかったので、山の危険度は標高や距離だけで決まるものではないのだと思いました。
5月 尾瀬ハイキング

教訓 長距離行程では履き慣れた登山靴を選ぶ
登山靴をゲットし、ピカピカの登山靴デビューに選んだのが尾瀬。
せっかくだからと山用のテントも購入し準備は万全です。
当初は燧ケ岳を登る予定でしたが5月末にも関わらず雪が多く残っていたこともあり1泊2日のテント泊で尾瀬ヶ原から尾瀬沼を満喫することにしました。
尾瀬は木道で歩きやすいため、履き慣れない登山靴ながらズンズン歩いていたら靴が足首にあたる部分に痛みが出るようになり次第に激痛に変わります。
もう痛すぎて靴を履いて歩けなくなり、2日目はテント泊用のサンダルで尾瀬沼から雪の積もる峠越えを果たしたのでした…。
8月 安達太良山

教訓 山は早朝出発、早めに下山
例年よりも長い梅雨がようやく明け、山の季節が到来です。
久しぶりの山登りで体力が心配ではありますが、快晴の気持ちいい天気の週末に福島県の安達太良山へ。
夜型の私は早朝4時に家を出発。
登山開始時刻が7時という予定を聞いて、そんなに早く行かなくても…と思ったのですが、山といえど夏は暑い。
登り始めは涼しかったのに時間が経つごとにじりじり暑さを増す太陽を感じながら、早朝から登り始めるメリットがわかった気がします。
8月 日光白根山

教訓 しんどい時はロープウェイでお手軽に
安達太良山の翌週に日光白根山へ。
しかし、安達太良山登山時の疲労が残っているのか少し膝に違和感がありました。
日光白根山は私の体力を考えるとそこまで簡単に登れる山ではなさそうだったので、登りをロープウェイで行くことに。
ロープウェイでだいぶ標高を稼いだはずですが、ロープウェイ下車後の距離も結構長く、ロープウェイの利用も時には大切です。
まとめ
2019年は週末に雨が降ることが多く、梅雨も長めだったため夏の時期にあまり山に行けなかったのが悔やまれます。
最初は靴が合わなかったりトイレで苦労したりと色々ありましたが、経験を重ねるごとに解決策を見出して良い山行ができるようになってきました。
長くなっってしまったので、後半に続きます。
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