昨年末に膝を痛め、ピーク時はまともに歩くことすら困難なほどの激痛に見舞われていました。
最近になってすっかり完治できたようで、今ではランニングの距離を少しずつ増やしても痛みが現れなくなりました。
定期的に運動もしていたし、アラサーと言ってもまだ20代…
突然現れた膝の痛みの対処法をあれこれ模索する日々から数ヶ月。
今回は、膝の痛みの発生経過と膝の痛みが完治した理由について考察を含めてまとめました。

膝の曲げ伸ばしがものすごく痛くて、歩くのも辛かった…!

過剰なトレーニングもしてなかったのにね
膝の痛みが完治した理由
まずはサクッと結論から。
これはズバリ、気温が暖かくなったから!
安静にする、ストレッチをするなど色々と試してきましたが、気温が少しずつ暖かくなるにつれて、日常生活での膝の痛みも軽くなっていきました。
痛みがピークの時も患部を温めたり部屋が暖かいと痛みが和らぐという特徴があったので、痛みが発生した時から時間が経過して自然回復したと言うよりは、気温の上昇により痛みが起こりにくくなった要因の方が大きい。
膝間接の痛みが寒さで悪化する理由

関節の痛みは冬の寒い時期に悪化しやすい傾向があります。
その理由は血行不良。
人の体は寒い時、できるだけ熱を体の外に逃さないように血管をぎゅっと縮めて細くさせる機能がはたらきます。
血管が狭まった結果、血液の流れが悪くなることで体は老廃物がたまりやすい状態となり、筋肉が硬直。
筋肉が固まって動きが悪くなることで、可動性の高い関節に特に痛みが現れやすくなるというメカニズムです。
膝の痛みについて
膝の痛みは右膝が最初に発生したのですが、ピーク時は両膝ともに痛みがありました。
下の図の赤い印部分。膝のお皿の周辺が痛み、場合によっては膝の裏側にある筋の方まで張っているような痛みを感じるほどでした。

痛みは特に膝の曲げ伸ばしをする時に強く現れます。
階段を下る時、席に座る時、歩く時も軽く膝は曲がってしまうので、ピーク時は顔が歪むような痛みが1週間ほど続きました。
でも、それだけの激痛なのに腫れてもいないし赤くなったりもしていない。
見た目には全く異常がありませんでした。
あと、気になったのが激痛が少しずつ和らいできた頃、普通に歩いて膝の曲げ伸ばしをするとポキっと膝の骨が鳴るようになった点。
よく指の関節をわざと引っ張ったりして鳴らす、あの音です。
少し膝の関節がずれているような、ちゃんとはまっていないようなおかしな感じがすることもありましたし、今まで歩いていてそういう音がすることはなかったので、膝の痛みと関連しているのでしょう。
痛みの発生と経過
- 12月初旬ランニング中に右膝の後ろから腿後ろにかけて違和感
周辺の筋肉や筋が張っているような感覚。ランニング中断しストレッチして帰宅
- 12月中旬膝後ろの違和感が続くためハーフマラソン大会を棄権
長距離は断念し3㎞程のジョギングを無理のない範囲で続ける
- 12月下旬旅行先で観光中、膝の違和感が両膝を中心に激痛に変わる
歩行や正座は痛むが椅子に座って安静にしていると痛みはない
- 1月膝の痛みが続き、半月板損傷か変形性膝関節炎の疑い
安静に過ごすよう努め、ランニングなどの運動中止
- 2月回復し日常生活は問題ないが運動すると膝の痛みが出る
膝を動かすとパキッと膝の骨が鳴る感覚が気になる
- 3月ウォーキング中心に運動をはじめる
日によって膝の痛みが出ることもあるが歩行は問題なし
- 4月膝の違和感なく4㎞ほどなら走れる
歩行とランニングを組み合わせて週に2回ほど運動
- 5月以前の通り運動できるようになる
多少激しめな運動をしても膝の痛みが出なくなった
12月初旬に違和感があり、痛みのピークは12月下旬から1月にかけて。
ピーク時は中で膝の骨が折れてるんじゃないか?と思うような強い痛みで、その後安静にしていてもちょっと運動をすると痛みがぶり返して数日続くような状態が数ヶ月。
その後、運動しても痛みが出なくなるまでに4〜5ヶ月かかりました。
2月まではほとんど運動せずに安静に過ごすようにして、3月から少しずつ様子を見ながら運動を始めました。
痛みの原因は何だったのか
見た目の異常はありませんでしたが、問診の結果や痛みが起きている場所から半月板の損傷か変形性関節症だろうと言われました。
上のリンクは日本整形外科学会のもの。
半月板の損傷と変形線関節症の症状、今回のケースではどちらにも合致する点が多数あります。
半月板を痛めたことがきっかけで、変形性関節症になることもあるようですね。
無理な運動はしていませんでしたが、寒い時期は暖かい時と比べて筋肉が硬くなり怪我をしやすい環境です。
ランニングの継続が知らないうちに膝周囲に負荷をかけた状態を作っていて、その積み重ねが怪我につながったと思われます。
病院で処方された薬
関節周辺の異常なので、整形外科を受診します。
病院で処方されたのは、痛み止めの飲み薬と貼り薬。
痛くて日常生活に支障をきたす時は痛み止めでやり過ごすという、対症療法でした。
状態が悪い場合は手術などの外科処置を検討する必要もありますが、今回のケースでは安静に過ごすことが大原則。
まとめ
最初は小さな違和感に過ぎなかった膝関節の異常が、ひょんなことから大きく悪化して歩けないほどの激痛となってしまいました。
痛みの発生から約5ヶ月。
痛み止めの薬は関節の違和感や炎症を根本から改善させるものではないので、薬を服用しても根本的な解決にはなりません。
痛みが強い時は安静を心がけ、痛みが落ち着いてきたら少しずつ様子を見て膝周囲の筋肉を回復させるようウォーキングなどのトレーニングを開始する。
関節周りの怪我の回復に努めた生活を続けていくうちに気温の暖かさも手伝って、しっかりと膝関節の痛みを治すことができました。
コメント
ブログ村から遊びに来ました。
薬剤師に反応しちゃいました。
私も膝が痛かったけどストレッチで治りヤバイなと思った時にもストレッチで
治してますが治らない病気を二つ抱えてます。
もう一般就労が出来ないレベルで
細々と福祉サービスの事業所で働いてます。
薬とは友達の関係
飲まなかったら崩壊してしまうレベルですが
元気にやってます。
本当は薬は飲みたく無いけどね〜
ADHDのほうの薬は二つ試したけれど
どっちも私に合わなくて治療はしないことになりました。
もう軽い認知症みたいな症状が出て来てますが
気絶する副作用など無くなったので良かったです。
もう一つの病気の手術の後遺症が酷すぎて泣きたいくらい辛い。
もしもどうしても困った時に薬のこと聞きたいな〜と
勝手に思ってます。
応援ポチ!
せいパパさん
はじめまして!
お返事が遅くなり申し訳ありません。
ADHDの薬は合わない方もいらっしゃいますので薬の副作用などのリスクを考えた結果、治療はせず病気と付き合っていくという方法がベストの場合もありますよね。
消化器系の病気は手術で対応されたのですね。
後遺症もあるとのことで、とても大変な生活をされているのだと思います。
ストレスなどの影響で悪化することもある病気なので、お身体を大切に過ごしていただきたいです。
今回のようにコメントに気づかず時間が経過してしまう場合もあるかと思いますが、私でよければ薬や病気のお話などぜひ聞かせてください。
現在私は愛知県に住んでいるのですが、せいパパさんのブログに行ってみたら久しぶりの茨城の風景がたくさんあって、久しぶりに見た故郷の景色に少しホームシックになってしまいました…笑
これからも素敵な茨城の景色をブログで発信してください。
時々遊びに行かせていただきますね^^