遅ればせながら、去年からふるさと納税をはじめました。@SP_Haruno(春乃)です。
去年はふるさと納税サイトを参考に細かいところなどは気にせずにやりきりました。
返礼品を選ぶのも楽しかったし控除の手続きも簡単だったので、もっと早く取り組んでおけばよかったです。
先日、会社から2019年度の給与所得の源泉徴収票が送られてきたことをきっかけに、ふるさと納税に関してちょっと疑問に思っていたことをいくつか調べてみました。
ふるさと納税をざっくり説明
・個人が納めている住民税のうち、約2割を目安に応援したい自治体へ寄付する制度
・寄付のお礼として特産品がもらえたり、寄附金控除が受けられる税制上のメリットがあります
申し込み方法はふるさと納税サイトから、寄付したい地域を選ぶだけ。
お礼の品は食べ物から宿泊券まで幅広く、通販サイト感覚で寄付ができるのでとっても簡単です。
【簡単VS詳細】控除額シミュレーションの金額差は?

ふるさと納税では収入によって控除上限額が決められています。
上限額を超えてふるさと納税を利用すると自己負担が増えてしまい、お得に制度を利用できなくなる可能性があります。
そのため、制度を利用する前にあらかじめ自分の控除限度額を確認しておくことが必要です。
控除限度額はふるさと納税サイトにある控除額シミュレーションで簡単に調べることができます。
この控除額シミュレーション。私が利用しているふるさと納税サイト「さとふる」では、簡単シミュレーションと詳細シミュレーションの2つがありました。
去年は源泉徴収票が手元に残っていなかったのでざっくりした年収入力でOKな簡単シミュレーションを行い、納税額の参考にしました。
当然ながら詳細シミュレーションの方が源泉徴収票を利用して入力項目も多いのでより正確な金額を知ることができます。
しかし、簡単シミュレーションと詳細シミュレーションでは一体どのくらいの金額差が出てくるのでしょうか?
そんな素朴な疑問を解決すべく、参考数値を入力してみました。


・詳細シミュレーションによる上限目安 ¥104,000
・簡単シミュレーションによる上限目安 ¥107,000
2つのシミュレーションによる金額差は¥3,000で多少の誤差がある程度でした。
簡単シミュレーションによる精度も結構高いので、源泉徴収票なしでも参考にできそうです。
いつの所得金額で計算するのか?
ふるさと納税の控除上限額は納税する年の所得金額で計算されます。
つまり、2020年にふるさと納税する場合、2020年1月〜2020年12月分の収入から算出します。
私はうっかり2019年の源泉徴収票から2020年分のふるさと納税金額を判断しようとしていました。
しかし、前年よりも収入が下がる予定なので2019年の年収から上限額を計算すると控除可能な金額をオーバーしてしまいます。
前年と比べて収入額に変化がある場合はふるさと納税額に注意です。
いつから減税されるのか?
住民税は毎年6月が切り替え。
そのため2019年にふるさと納税をした場合は、2020年の6月以降の給料で住民税が減額されます。
去年にふるさと納税をはじめて、ふるさと納税効果による手取り収入UPを楽しみにしていましたがもう少し先の楽しみのようです。
まとめ
・ふるさと納税の控除額シミュレーションは簡易版でも詳細版でも算出額に大きな金額差はない
・ふるさと納税の控除限度額はふるさと納税を行う年の見込み収入によって控除限度額を算出する
・ふるさと納税を利用したら、翌年の6月以降の給料から住民税の減額が適用される
ふるさと納税は簡単にできるお得な節約方法。
疑問点がすっきり解決できたので、また今年も利用していきます。せつやk
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