新型コロナウイルスの影響で経済活動の縮小による景気の悪化が危惧されています。
コロナショックとも呼ばれる現象があちこちで発生し、先行きの不透明感から2月末の株式市場は大きく下落。
私の保有している株も値下がりし、2018年に投資を開始して以来はじめての含み損となりました。
今回の記事では、保有している株式資産がどのくらい落ち込んでしまったのかの記録。
そして、暴落しているにも関わらずいつもと同じように、気持ちにゆとりを持って生活ができる理由について考えてみました。

株価の乱高下!先の予測がつかない

先の予測をしても毎回そんなに当たってなかった
保有株式資産(3/1時点)
保有商品 | 評価損益 |
日本株 | −112,840 円 |
米国株 | −132,250 円 |
ETF | +11,400 円 |
合計 | −233,690 円 |
暴落前、私の株式資産は約230万円。
今回のコロナショックで約10%ほどの減となりました。
ツイッターやニュースなどで暴落の話題が出ていたので今回資産の検証をしてみましたが、実際に数値を出してみてもあまり悲観してはいません。
23万円ものお金が消えてしまったらものすごいショックなはずなのに、焦りもせず冷静でいられるのは何故か考えてみました。
暴落しても余裕でいるためのポイント

余剰金で投資をする
2、3年のうちに使う可能性のあるお金はいつでもすぐに引き出せるように預貯金として管理しており、株式投資はそこから余った金額で行っています。
先のことはわかりませんが、あと2、3年以内には結婚などのライフイベントが待っているといいなと思っているので、500万円ほどの貯金があります。
そのため、今回のように株式資産が目減りしてしまっても日常生活には全く影響しません。
暴落しても生活を脅かされるわけではないので、また市場が回復していくのを気長に見守る余裕があります。
株式資産の比率が低い
預貯金500万円、株式200万円という構成比。
現金の比率が多いため、利回りの期待が薄いものの現金は一応「無リスク資産」なので、有事の際も心強いです。
最低限の生活費だけを確保して残りを全て投資に回すという資産構成もできますが、自由に動かせる現金があれば株価が下がった時に買い増しをしたり積極的に資産を動かすこともできるので、選択の幅が広がると感じました。
いずれ市場は回復すると思っている
これまでも、株式市場は下落しては上昇を繰り返してきました。
下落の要因は様々ですが、100年に一度の金融危機と言われたリーマンショックが起きたのは2008年。
当時の日経平均株価は7000円を割り込むような局面も見られましたが、それから約10年という時間をかけて大きく上昇し20,000円以上を維持する状態が続いています。
株価が暴落しても、そこから1ヶ月後、1年後、10年後。
時間が経過し状況が変化していけば株式市場は必ず回復してきたことから、きちんと投資先を見極めて保有を続けていれば、たとえ暴落を迎えることがあっても投資は無駄金になることはないと思っているので、一時的な値下がりと思えばあまり不安にもなりません。
暴落はピンチかチャンスか
今回のコロナショックと呼ばれる暴落の結果、NISA枠を使って個別株、米国ETFを買い増ししました。
最近はうなぎ上りに株価が高値を記録していて積極的に投資をできずにいましたが、買いやすい値段でお得に買えると嬉しいものですね。
自分の保有資産も減りますが、値下がりした株価を買いやすいというメリットもあるので、株式市場の下落は悪いことばかりではありません。
暴落はピンチかチャンスか、どう捉えるのかは自分次第。
下落局面を迎えても、冷静に状況をみてコツコツ買い増し。保有を続けていきます。
とは言え、今回は株式資産230万円が暴落によって200万円ほどに落ち込んだにすぎません。
もしこれが、株式資産2300万円が2000万円に落ち込み300万円の落ち込みとなったら、同じ10%の下落でも感じ方は変わってくるのかもしれません。
私はまだ株投資への経験も保有資産も低いので、これからも色々な局面を経験して気付きを得たいと思っています。
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